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フッ素系開発製品

非フッ素溶媒で使用できる
パーフルオロポリエーテル系表面処理剤

本品は、アルコキシシラン官能基を有するフルオロポリエーテル誘導体による表面処理剤です。
エステル系、環状エーテル系溶媒などの非フッ素溶媒で希釈して使用することが出来るため、フッ素溶媒を使用せずに処理が可能です。

特徴

  • 基材に塗布し、硬化させることで撥水・撥油性・防汚性に優れた表面を与えます。
  • 非フッ素溶媒にも溶解するため、フッ素溶剤を使用せずに希釈、処理が可能です。
  • 有効成分中にPFOA、PFHxAの発生要因となるC6F13-以上のパーフルオロアルキル構造を含みません。

用途

  • 各種表面処理

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一般特性

外観(色調) 無色~淡黄色
外観(透明性) 透明
粘度(25°C) 1.1㎜2/s
比重(25°C) 0.96
有効成分濃度 20 WT%
溶剤成分 酢酸イソプロピル

溶媒例

  • ・メチルエチルケトン
  • ・メチルイソブチルケトン
  • ・酢酸エチル
  • ・酢酸プロピル
  • ・酢酸イソプロピル
  • ・酢酸ブチル
  • ・テトラヒドロフラン
  • ・シクロペンチルメチルエーテル
  • ・4-メチルテトラヒドロピラン

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使用例と表面処理効果

    塗工・硬化 : 開発品 1質量部と酢酸イソプロピル399質量部を混合し、ガラス上にスピンコート(500rpm/30s)し、150°C/30minで硬化。乾燥膜厚5nm。

 

未処理 開発品処理
水接触角 33° 112°
オレイン酸接触角 38° 73°
マジックはじき性※

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