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SIFEL 注目製品

フッ素系放熱接着剤
X-71-6234

X-71-6234は、耐油性、耐薬品性に優れた放熱接着剤です。

特徴

  • -40ºC~200ºCの幅広い温度範囲で使用が可能です。
  • フッ素化ポリエーテル骨格により、耐溶剤性、耐油性、耐薬品性、耐熱性に優れ、しかも非常に優れた低湿特性により厳しい環境での使用に耐えられます。
  • 放熱性として熱伝導率2.0W/m・Kが150ºCの環境下でも変化しません。
  • 新たな放熱設計を可能にする信頼性の非常に高い材料です。

用途

  • オートマチックトランスミッションフルイド(ATF)などの耐油性を要する電気・電子部品の放熱および保護・ポッティング
  • リチウムイオン電池等の二次電池、高出力モータ等の油冷
  • サーモスタッドの保護、放熱用回路のシール
  • 各種接続部の放熱特性改善

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一般特性

硬化前物性
外観 淡赤褐色
粘度 23ºC 520Pa・s
シェルフライフ (10ºC以下) 6ヶ月
硬化後物性
密度 23ºC 3.22g/cm3
硬さ DuroA 69
引張強さ 1.1MPa
切断時伸び 20%
引張せん断
接着強さ
対ガラエポ 0.9MPa(1mm厚)
対SUS304 0.8MPa(1mm厚)
熱伝導率 2.0W/m.k
油中絶縁
破壊強さ
20kV/mm

硬化条件:150ºC×60分

構造(模式図)

構造(模式図)

発熱体と冷却部材の間に実装して、高温部から低温部へ熱を効率良く伝える役割を担います。

熱伝導率変化

せん断接着強さ変化

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ATF浸漬で外観に変化なし

PRポイント

低温、高温、溶剤や油のかかるような環境でもお使いいただけるゴム弾性を持った放熱接着剤です。 シリコーン系の放熱材料では使えない厳しい環境でも使用が可能です。

ATF浸漬前後の変化

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